カラコンのふるさと?

なぜこういう事をされるのかは全くわからないようだ。
人身事故を起こしかけていたことも、当の相手に追突などの危険を
回避してもらっていたことも、場合によっては命まで助けてもらったことを
この自転車の小僧は、何ひとつわかっていないのだった。

まあこれくらいの年齢のときは、よくある事だ。
自分に非なんてカケラも思っちゃいない。
だから気持ちよく「あの世へ行きやがれ!」だ。

いつまでも睨みつけている小僧をバックミラーに残しながら
私は静かに商店街を加速して行った。

街なかの渋滞をなんとかかわしつつ、2台のバイクが西へと走る。
カラコンに向かうは引佐町奥山にある方広寺だ。
それにしても暑い。アスファルトの照り返しがジリジリと全身を蝕んでいく。
走ってしまえばそうでもないが、交通量の多い市街地は死にそうだった。
そんなこんなで方広寺に到着。
東京の浅草にある裏路地風の商店街みたいなみやげ物屋さんを横目に歩くと
山門というのか、とにかく見事な作りの門が現れた。
こんな精巧なものを、昔の人が作っていたのかと思うと頭が下がる。
ここからが境内ということになるらしい。
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# by huwoha57000 | 2016-05-20 15:09